【似顔絵の基本】顔の形を大まかに捉えるコツ
似顔絵を描くときに、まず押さえておきたいのが顔の輪郭(フェイスライン)」です。顔の形はその人の印象を決定づける重要な要素であり、正しく捉えることで「その人らしさ」がより際立ちます。
本記事では、顔の形を大きく5つに分類し、それぞれの特徴と似顔絵で活かすポイントを詳しく解説します。
目次
1. 丸顔(まるがお):柔らかく親しみやすい印象
特徴
- 全体的に丸みを帯びた輪郭で、顎のラインがなだらか
- 頬がふっくらしており、ふんわりとした柔らかい印象を与える
- 年齢よりも若く見えやすい傾向がある
- 童顔の人に多く、可愛らしい雰囲気を持つ
代表的な著名人
- ビートたけしさん(若い頃のふっくらした輪郭)
- 有村架純さん(柔らかいフェイスラインが特徴)
- 広瀬すずさん(可愛らしく親しみやすい雰囲気)
似顔絵でのポイント
✅ 輪郭をできるだけシンプルな円形に近づける
✅ 頬のふくらみを強調し、顎をシャープにしすぎない
✅ 目や口をやや大きめに描くとバランスが取りやすい
2. 卵型(たまごがた):バランスの取れた黄金比の顔
特徴
- 縦横のバランスが整っており、自然な美しさを持つ
- どの角度から見ても整った印象になりやすい
- 楕円形の輪郭で、フェイスラインに無駄がない
- 万人受けする理想的な顔型とされることが多い
代表的な著名人
- 木村拓哉さん(バランスの取れた美しい顔立ち)
- 北川景子さん(整ったフェイスラインが特徴)
- 福士蒼汰さん(ナチュラルな骨格で爽やかな印象)
似顔絵でのポイント
✅ 顔の輪郭を楕円形に意識して描く
✅ 顎を鋭くしすぎず、自然なラインにする
✅ パーツの配置バランスを意識し、左右対称に近づける
3. 面長(おもなが):知的でシャープな印象
特徴
- 顔の縦の長さが目立ち、スリムでシャープな印象
- 落ち着いた大人っぽさや知的な雰囲気を持つ
- 顎がやや長めで、フェイスラインがスッキリしている
- 頬のラインが直線的で、エレガントな顔立ちが多い
代表的な著名人
- 福山雅治さん(大人っぽく落ち着いた印象)
- 杏さん(スタイリッシュで都会的な顔立ち)
- 坂本龍一さん(知的で洗練された雰囲気)
似顔絵でのポイント
✅ 輪郭を縦長に描き、顎のラインをシャープにする
✅ パーツ(特に目と口)の間隔をやや狭めにする
✅ 首を少し長めに描くと、より洗練された印象に
4. 四角型(しかくがた):力強く意志の強い印象
特徴
- エラが張っており、骨格がしっかりしている
- 顎が角ばっているため、力強さや男らしさを感じさせる
- 筋肉質な体型と相性が良い顔立ち
- 俳優やアスリートに多く、頼れるリーダー的な印象
代表的な著名人
- 松本人志さん(エラが張っていて骨格がしっかり)
- ブルース・ウィリスさん(海外の四角顔の代表例)
- 鈴木亮平さん(がっしりした体型と相性の良い輪郭)
似顔絵でのポイント
✅ エラの角をしっかり描き、強調する
✅ 目や鼻などのパーツを直線的にするとバランスが良い
✅ 首を太めに描くと、よりがっしりした印象に
5. 逆三角形(ぎゃくさんかく):シャープでスタイリッシュな印象
特徴
- 顎が細く、シャープなラインが特徴
- 顔の上部(額)が広く、下に向かって細くなっていく
- クールで都会的な印象を与えやすい
- 小顔に見えやすく、スタイリッシュな雰囲気を持つ
代表的な著名人
- 中田英寿さん(シャープで洗練された顔立ち)
- 綾瀬はるかさん(顎がスッキリした上品な輪郭)
- 菅田将暉さん(個性的でおしゃれな雰囲気)
似顔絵でのポイント
✅ 顎のラインを細く描き、シャープな印象にする
✅ 額を広めにして、バランスを整える
✅ 髪型のボリュームをコントロールして、輪郭を引き立たせる
まとめ:顔の形を意識するだけで似顔絵が上達する!
似顔絵を描くとき、まずは「顔の輪郭」を意識するだけでも大きく変わります。
✅ 丸顔 → ふんわりとした可愛らしさを出す
✅ 卵型 → バランスの取れた輪郭を意識する
✅ 面長 → 縦のラインを強調して大人っぽさを出す
✅ 四角型 → エラをしっかり描き、力強さを演出する
✅ 逆三角形 → 顎を細く、シャープな印象に仕上げる
似顔絵を描くときは、顔の形を意識しながら描くことで、よりその人らしさが表現できます。ぜひ、いろいろな著名人の顔の輪郭を観察しながら、練習してみてください! 🎨
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